「市内4店舗のみの限定販売。藤沢産100%の純米酒『藤田熊醸』がうなやまに登場」

日本酒

藤沢の地を愛する皆様、そして全国の日本酒ファンの皆様、お待たせいたしました。「うなやま」のブログ更新です!

最近は少しずつ汗ばむ陽気が増えてきましたが、そんな季節にぴったりの、魂を揺さぶる一本を仕入れることができました。今回ご紹介するのは、ただの日本酒ではありません。私たちの地元・藤沢の風土と情熱がギュッと凝縮された至高の純米酒『藤田熊醸(ふじたくまじょう)』です。

このお酒、実は藤沢市内でも限られたお店でしかお目にかかれない超希少な逸品。

その背景にある物語から味わいの詳細まで、じっくりと綴らせていただきます。

まず、この名前のインパクトに惹かれませんか?「藤田熊醸」という名称には、このプロジェクトに関わる者たちの固い絆が込められています。

  • :藤沢の「藤」

  • :田んぼの「田」

  • :醸造を担う「熊澤酒造」の「熊」

  • :醸す(かもす)

このお酒は、単なる商品開発として生まれたわけではありません。
2023年から始動した「藤沢市内における水田保全」を目的としたプロジェクトから誕生しました。

近年、都市化が進む中で失われつつある地元の田園風景を守りたい。
そんな地元農家の熱意と、湘南唯一の蔵元である「熊澤酒造」の職人技が手を取り合い、藤沢産の酒米を100%使用した「オール藤沢(醸造は隣接する茅ヶ崎ですが)」の地酒が完成したのです。

このお酒を知る上で欠かせないのが、その素材と造りのこだわりです。

使用米:藤沢産「五百万石」100%

日本酒好きなら誰もが知る酒造好適米「五百万石」。
本来は新潟県など北陸地方で有名な品種ですが、これを藤沢の太陽と水で丹精込めて育て上げました。
五百万石特有の「スッキリとしたキレの良さ」が、藤沢の土地で育つことでどのような表情を見せるのか……それがこの酒の最大の注目点です。

醸造元:熊澤酒造

明治5年創業、湘南に残る唯一の蔵元として知られる「熊澤酒造」が醸造を担当しています。
伝統的な手法を守りつつ、常に新しい挑戦を続ける熊澤酒造だからこそ、この新しいプロジェクトのバトンを最高の結果で繋いでくれました。

数値で見る「藤田熊醸」

項目 内容
特定名称 純米酒
精米歩合 60%
日本酒度 +3 〜 +4(辛口)
特徴 藤沢市産五百万石 100%使用

精米歩合60%という贅沢な削りにより、雑味を抑えつつも、お米本来の旨味をしっかりと感じられる設計になっています。

さて、肝心の味わいです。
グラスに注いだ瞬間、まず目に飛び込んでくるのは淡く、しかし確かな存在感のある「黄色がかった色調」。
これは、過度な濾過をせず、お米が持つエネルギーをそのまま瓶に閉じ込めた証拠でもあります。

立ち上がる香りは穏やかで、決して派手ではありません。
しかし、奥の方に炊き立ての米のような優しい甘い香りが潜んでいます。

一口含むと、まず感じられるのは「純米酒」らしいふくよかな旨味です。
五百万石らしいスッキリ感がベースにありつつも、藤沢の土壌が育んだ力強さが舌の上に広がります。

驚くべきはその「キレ」です。
日本酒度+4という数値通り、後半にかけてグッと引き締まる「キリっとした辛口」が顔を出します。
後味に残る適度な苦みと辛さが、次の一口を誘い、そして何より料理を欲させるのです。

この「藤田熊醸」の最大の特徴は、食中酒としての圧倒的なポテンシャルです。
スッキリとした辛口でありながら、後味に一本芯の通った辛さが残るため、味の濃い料理にも負けません。

  • お刺身(特に白身や地魚)

    藤沢の海で獲れた魚と合わせれば、これ以上の地産地消はありません。魚の脂を辛口の酒がサッと流してくれます。

  • 出汁の効いた和食

    お米の旨味がしっかりしているため、煮物や出汁巻き卵との相性も抜群です。

  • 揚げ物

    意外かもしれませんが、このキレの良さは天ぷらや唐揚げなどの油をリセットしてくれる効果があります。

「うなやま」自慢の料理たちとも、もちろん最高の相性を見せてくれます。

ここが重要です。

この「藤田熊醸」は、どこでも買えるお酒ではありません。
年間約4,000本という限られた生産量のため、販売店も藤沢市内の厳選された専門店のみとなっています。

  1. 北村商店

  2. 藤沢とちぎや

  3. 勝浦酒店

  4. へいわ酒店

    (※JAさがみわいわい市藤沢店など、一部直売所でも取り扱いあり)

藤沢の日本酒専門店が、自信を持って「地元の誇り」として販売している一本なのです。
飲食店としても、このお酒をリストに載せられることは非常に光栄なことだと感じています。

私たちが今回このお酒を仕入れたのは、単に「珍しいから」という理由だけではありません。
この一本を飲むことが、藤沢の田んぼを守り、地元の農業を支えることに繋がるというストーリーに共感したからです。

「このお酒、藤沢のお米で作ってるんだよ」

「へぇ、そんなプロジェクトがあるんだ」

そんな会話が店内で生まれることが、地域の活性化への第一歩だと信じています。

「藤田熊醸(ふじたくまじょう)」

キリリとした辛口の奥にある、藤沢の農家さんと蔵人の温かい想い。

ぜひ、うなやまでその一杯を体験してみてください。

在庫が無くなり次第、来年までのお別れとなってしまいますので、気になる方はお早めにご来店くださいね!

皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

うなやま 店主一同

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